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【速報】 令和二年司法試験の延期後の実施日程が発表されました。
本日5月15日、司法試験委員会により、新型コロナウイルス感染症の影響で延期されて...
本日5月15日、司法試験委員会により、新型コロナウイルス感染症の影響で延期されていた令和二年司法試験の実施日程が発表されました。中止ではなく、延期となりました。
試験期日は令和2年8月12(水)・13(木)・15(土)・16(日)の4日間であり、12・13・15日には論文式試験、16日には短答式試験が実施されます。
試験日ごとの試験科目と試験時間、及び試験地(札幌市・仙台市・東京都・名古屋市・大阪市・広島市・福岡市)について、延期前からの変更はありません。一方で各試験地における試験場は公表されていません。コロナウイルス感染拡大防止のため例年とは会場が異なる可能性もあります。
また合格発表日についても公表されていません。従来通り試験4か月後に合格発表を行うと仮定すると12月の合格発表になりますが、この場合は司法修習の開始が必然的に遅れることとなります。一方で合格発表が12月以前に設定される場合は、論文試験の採点に費やすことのできる時間が短くなるため、短答式試験の合格者数が調整される可能性も否定できません。
今回の発表は、先日の記事で論じたように、採用側の法律事務所・企業内法務部の採用戦略にも大きな影響を及ぼします。司法試験受験者、採用主体ともに今後の発表を注視し、状況に応じた戦略を構築することが求められます。
リンク:法務省HP 令和2年司法試験の実施に関する延期後の情報