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【速報分析】令和7年司法試験予備試験の合格発表
2026年2月5日、令和7年司法試験予備試験口述試験の結果発表(令和7年司法試験予備試験の最終合格者の発表)がありました。最終合格者は452名です。昨年の最終合格者数から約0.7%上昇し、合格率は0.07%ポイント上昇しました。
出願者数、受験者数、合格者数、合格率、性別構成は以下のとおりです。
<令和7年司法試験予備試験の受験状況 詳細>
■出願者数
15,764名 (前年15,764名)
■受験者数
12,432名 (前年12,569名)
■最終合格者数
452名(前年449名)
■合格率
3.64%(前年3.57%)
■性別構成
男性 350名(前年354名)
女性 102名(前年95名)
<過去5年間の合格者数、合格率の推移>
司法試験予備試験の合格者数、合格率の過去5年間の推移は以下のとおりです。
今年の合格者数や合格率は、昨年に比べて変化はほとんどありませんでした。司法試験予備試験の合格率は過去5年とも、4%前後であり、過去5年における司法試験の合格率が40%であることに比べると、極めて低い水準で推移していると言えます。
<司法試験予備試験合格者過去5年間の司法試験合格率の推移>
司法試験予備試験合格者過去5年間の司法試験合格率の推移は以下のとおりです。
このグラフから、予備試験合格者の司法試験合格率は、全体の司法試験合格率よりも高い水準で推移していることが読み取れます。予備試験合格者の司法試験合格率は、例年、全法科大学院のうち最も合格率の高い法科大学院における合格率も大きく上回ります(令和7年度であれば、トップは京都大学法科大学院で、合格率は58.45%)。
<法科大学院生の受験者数、合格者数の推移>
法科大学院生の受験者数、合格者数の過去5年間の推移は以下のとおりです。
令和5年度より法科大学院在学中の司法試験受験が可能となったことを受け、同年度を境に在学生による予備試験の受験者数は大幅な減少に転じました。今回の令和7年予備試験でも、この減少傾向は継続しています。
<77期五大法律事務所入所者に占める予備試験合格者の割合>
上記の制度変更が初めて適用された令和5年司法試験の合格者のほとんどを占める77期の動向は注目です。令和5年司法試験の合格者1781名のうち予備試験合格者は327名・全体の18.36%であり、昨年と比較して9.79%ポイント減少しています。この傾向は、制度変更によって予備試験を介さずに司法試験を受験する層が増大したために起きたと考えられます。
また、77期の五大法律事務所入所者305名のうち、予備試験ルートで司法試験に合格した方は、120名(この数には法科大学院を卒業し、かつ予備試験にも合格している方の人数は含まれません)であり、入所者全体の39.34%(昨年比-27.11%ポイント)を占めています。五大事務所入所者における予備試験勢の減少幅が司法試験全体よりも顕著にあらわれていることからも、これまで法科大学院在学中に予備試験に合格していた優秀層が、予備試験受験を回避していることが伺えます。
参照:法務省HP 令和6年〜令和2年司法試験の結果について(外部リンク)
https://www.moj.go.jp/jinji/shihoushiken/jinji08_00026.html
法務省HP 令和6年〜令和2年司法試験予備試験の結果について(外部リンク)
https://www.moj.go.jp/jinji/shihoushiken/jinji07_00027.html
アンダーソン・毛利・友常法律事務所HP 新人弁護士ご紹介(外部リンク)
https://www.amt-law.com/news/detail/news_20250415001_ja_001/
森・濱田松本法律事務所HP 新人弁護士(78名)が入所しました(外部リンク)
https://www.morihamada.com/ja/notices/114196
西村あさひ法律事務所HP 新人弁護士入所のお知らせ(外部リンク)
https://www.nishimura.com/ja/news/20250403-111201
長島・大野・常松法律事務所HP 弁護士50名が当事務所に入所しました。(外部リンク)
https://www.nagashima.com/topics/topic20250402/
TMI総合法律事務所HP 第77期の司法修習を終了した弁護士44名が当事務所に入所しました(外部リンク)https://www.tmi.gr.jp/information/2025/16886.html
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本記事に掲載の数値は、2026年2月5日時点の公開データに基づいています。

