Media & News

メディアとニュース

「丸の内ビルディングへの本社移転のお知らせと今後の経営方針について」

information
2020.06.28
 企業法務革新基盤株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO 野村 慧)は...

 企業法務革新基盤株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO 野村 慧)は、202071日、有楽町イトシアオフィスタワーから、丸の内ビルディングに本社を移転します。なお、有楽町イトシアオフィスタワーもブランチとして1年程度使用を継続し、1年後丸の内ビルディングに本社機能を完全に集約いたします。

新住所:〒100-6311 東京都千代田区丸の内二丁目41号 丸の内ビルディング11
電話番号:03-6860-4689(代表)
業務開始日:202071日(水)
※見学ご希望の方はあらかじめお問い合わせください。

「丸の内ビルディングへの本社移転にあたり代表取締役CEO野村 慧からのご挨拶」

謹啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
さて、この度弊社は丸の内ビルディングへ移転することとなりましたので謹んでご報告申し上げます。

創業以来『リーガルマーケットの「人」「組織」の最適化と「情報」の透明化をサポートしリーガルマーケットの発展に寄与する』ことをヴィジョンとし精進してまいりました。二〇一九年二月事業開始よりわずか一年五ヵ月での丸ビルへのオフィス移転は、三菱地所株式会社の基幹ビルたる丸ビルの長い歴史に照らしても過去に例のないことです。奇しくも、弊社のトップページには、丸の内の遠景写真が掲載され、丸ビルが映っております。創業時より移転することを意図していたわけではありませんが、ご縁により引き寄せられたような気さえいたします。ここに、ファウンディングパートナー瀧本哲史と描いた未来は現実として実を結び始めております。事業はコロナ禍のなかでも揺らぐことなく成長を続けており、リーガルマーケットのさらなる発展の予兆と確信するとともに、ご依頼者様や周囲の皆様からいただいているご支援のおかげと心より感謝しております。

今後は投資を強めるフェーズとなります。主に以下の投資を進めます。

まず、前述のとおり本社を丸ビルに移転いたします。丸の内は国内の企業法務系法律事務所の発祥の地であり、その中でも丸ビルは日本を代表する企業法務系法律事務所が拠点を構えてまいりました。森綜合法律事務所(現森・濱田松本法律事務所)は草創期に拠点を置き、現在は長島・大野・常松法律事務所や日本最古の企業法務系法律事務所の岩田合同法律事務所が拠点を構えるなどしています。昭和、平成、令和と時代を超えて企業法務領域の中心を担い続けてきた立地と言えましょう。弊社のヴィジョンに鑑みると、丸の内は最良の立地であり、その中でも丸ビルは弊社のヴィジョンを実現するための拠点を置くべきオフィスと考え移転を決断いたしました。コロナ禍という不確実性の高い状況下であるからこそ、ヴィジョン実現に向かい「圧倒的前進をすべき」と判断いたしました。

次に、組織面については、採用を強化いたします。すでに弊社に参画している大学教授や実務家等の各種プロフェッショナルとの強いシナジーを生起させ、プロフェッショナルサービスのさらなるクオリティー向上に努めます。

さらに、ジェネラルカウンセル(GC)、チーフリーガルオフィサー(CLO)等の経営キャリアパスを目指す方の支援体制を強化いたします。経営キャリアパスの支援は中長期的な視点に基づく経営層との信頼関係の構築が不可欠です。既存のポジションありきでは実現困難であり、通常のエージェント会社での対応は難しいものです。経営ポジションは通常の転職マーケットとは異なるマーケットとして成り立っています。弊社はGCCLOキャリアの支援体制を整え日本唯一無二の存在として成長を目指します。

最後に、本年81日にはIPBL研究所を創設いたします。多数の大学教授や実務家のご協力の下、リーガルマーケットに関する調査研究、法律事務所の経営や企業内法務機能についての構造解析とベストプラクティスの構築、リーガルキャリアの統計的観点からの調査分析等を進め、既存サービスの精度向上と新規サービスの創出をいたします。(注:IPBLとは弊社名の英語表記の略称であり、商標となります)

つきましてはこれを機に業務の拡大を図ると共により多くの皆様にご愛顧をいただけますよう一層努力をいたす決意でございます。

以上略儀ながらご挨拶申し上げます。

謹白

令和二年六月   

企業法務革新基盤株式会社
代表取締役CEO 野村 慧