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「法務人材の転職及び弁護士の転職へのコロナ禍による影響続編Vol.11 三浦法律事務所パートナー 三浦亮太弁護士のコメント 4/5」

REPORTS 2020.07.02

1/5
https://lawplatform.co.jp/booksreports/2020/06/vol1115/

2/5
https://lawplatform.co.jp/booksreports/2020/06/vol1125/

3/5
https://lawplatform.co.jp/booksreports/2020/06/vol1135/

「50期代・60期代が活き活きとしていれば、他の事務所・企業で働いている優秀な50期代・60期代が参画するとともに、70期代が憧れをもって参画し、その総体としての法律事務所の戦力が高ければおのずとクライアントから多くのご依頼も頂けるものと考えています。」ここに三浦弁護士の創業の想いが示されている。50期代、60期代、70期代が、中心となり歴史をつくっていく総合型の法律事務所を創設するために立ち上がったのだから。

 ここで三浦弁護士は、成長のための方程式を示している。すなわち、『50期、60期代の活気⇒他所他社から50、60期代が参画+70期代が憧れを持ち参画⇒総体としての戦力向上⇒クライアントからの依頼の増加』という好循環をいかにつくるかである。ここでは、50期、60期の活気を作ることが出発点となっている。50期、60期代の活気をいかに生むのかが戦略の肝になろう。

「幸いにも設立以来優秀な弁護士が多く参画し続けました。」ここで、弁護士たちが参画された実績を説明されている。50期、60期代の活気が生まれているということだ。上記成長のための方程式の当てはめを現実化しつつあり、これから益々強固にされることになろう。前述のとおり、設立から約1年半で弁護士50名弱の陣容を整えることができた国内の企業法務系法律事務所は過去の歴史上存在しない(弊社調べ)。本年の1月末に弊社で算出した企業法務系法律事務所規模ランキングでは、24位につける躍進ぶりだ。三浦法律事務所は将来的に現在の5大法律事務所の一角を占める、つまり、六大法律事務所を構成するのではないかと当職は予想している。

 実際設立以来優秀な弁護士が結集している。そして、伝統的な企業法務系法律事務所より中核メンバーが若い(それでも十分な経験を備えているメンバーが揃っている)。若い人材が法律事務所の中心になるということはどういう意味を持つのか?若さゆえの危うさを指摘する意見もあろうが、当職はこう考えている。志を高く戦える時間が長くあるということだ。これは、見えないアセットだ。投資する時間が多いことを意味する。若い組織の特権だ。時間軸を長く捉えられるメンバーが多い組織は、伸びる。もちろん、自己保身に走るメンバーが増加するとそうはならないのだが。組織論において構成員の時間感覚、視野の広さは成功できるかどうかの大きなファクターと解されるのだ。

「今年からいわゆる新卒と呼ばれる74期の採用を開始しようとしていたところ司法試験の延期が発表されましたので若干の採用スケジュールの変更等はありますが、採用方針自体の変更はありません。」ここで74期司法修習予定者の採用活動を開始することを表明されている。三浦法律事務所が司法修習生採用マーケットにいよいよ打って出てくる。新卒採用を始めると法律事務所の成長スピードは高まる。中途採用と新卒採用の両輪が回りだすからだ。クオリティーを重視しシニアの経験者だけで構成することにこだわりすぎると、当該弁護士たちの残された時間が少ないため、徐々に組織の勢いが失われていく。変化が生まれなくなる。組織は多くの課題を突き付けられる状態を維持することにより、組織を強くするインセンティブが内包される。その闘いの過程のなかで経営感覚の優れたパートナーを輩出する土壌が醸成される。本年の司法試験受験者は三浦法律事務所の動きに注目されたい。

5/5は、以下URLからご覧ください。以下のリンクは7月5日夕刻以降有効となります。

https://lawplatform.co.jp/booksreports/2020/07/vol1145/

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